当社のDNS過去レコードデータベースは、この種のデータベースとしては最大級のもので、数十億件のイベントが記録されています。 ウェブプロパティのDNS履歴と関連性を深く掘り下げることができます。
当社のDNS Database Downloadは、CSVファイル形式でご利用いただけます。また、当社のDNS Chronicle APIは、統合が容易な設計となっており、一般的なプログラミング言語やプラットフォームをサポートしています。
Lookup、API、Database Downloadから、お客様のご要望に最適なサービスをお選びいただけます。
特定のウェブアプリケーションやサービスで使用されている、関連性のあるドメイン名やサブドメイン、または隠れたドメイン名やサブドメインを洗い出すことで、資産インベントリを最新の状態に保つことができます。
マルウェアのホストや配布に使われているインフラやボットネットの活動を示唆する異常なDNS解決のパターンを特定します。
脅威アクターに関連するDNS解決を監視し、悪意ある活動を暗示するパターンや異常を発見します。
DNSレコードの変更を監視してドメイン名の乗っ取りを検知するとともに、関連ドメイン名がブランドの評判にどのような影響を与えるかを評価します。
DNSデータを活用すれば、ドメイン名の設定変更の履歴を追跡し、関連インフラを特定することができます。また、ベンダーを含むサードパーティに関連する不審な活動を検出することも可能です。
DNSのパターン、ドメイン名の所有権の変更、過去の悪意あるサーバーとの関連性などを分析することで、不正行為を特定します。
「当社では、サイバー脅威の調査で使用するデータの統合機能をユーザーに提供したいと考えています。WhoisXML APIは、そうした調査に役立つ独自のデータを供給してくれます。それを使えば、脅威の理解から緩和に至るサイクルを短縮できます。」
"WhoisXML APIのパッシブDNSデータベースは、学術目的のLiteバージョンであっても、他の商用データベースや無料データベースと比較して、サブドメインデータのカバレッジがはるかに優れています。"
「WhoisXML APIは私にとってのゲームチェンジャーです。合法に見えるウェブテンプレートを使うことでスキャマーを実質的に支援しているベンダーを迅速に特定できるようになり、当社のサイバー犯罪阻止能力が飛躍的に向上しました。無意識のうちに犯罪者を助けているベンダーをすばやく見つけ、犯罪者のインフラを閉鎖するよう彼らに促すことができます。」
「徹底的にテストした結果、他社のサービスと比較して常に10倍以上の「アクティブ」なサブドメインをPremium DNS 365で特定できることがわかり、感激しました。」
DNSレコードとは、ドメイン名をIPアドレス、メールサーバー、その他のサービスなどの特定のリソースに対応付けるデータレコードで、ドメインネームシステム(DNS)に保存されています。DNSサーバーは、これらのレコードを変換してインターネットトラフィックを導くとともに、ドメイン名に関連するサービスを管理します。一般的なDNSレコードの種類としては、次のものがあります:
ドメイン名の現在のDNSレコードは、DNS Lookupツールまたは DNS Lookup APIで取得できます。
ドメイン名のDNSヒストリーとは、IPアドレス、ネームサーバー、メールサーバーなどのDNSレコードの変更を含む、一連の過去のDNS設定です。ドメイン名のインフラストラクチャがどのように進化してきたかがわかり、所有者の変更、変遷、潜在的な悪用を明らかにすることができます。
大部分のWHOISデータとは異なり、DNSデータはプライバシー保護のために非公開化されることはありません。そのため、過去にさかのぼったDNSレコードはサイバーセキュリティ対策に大いに役立ちます。
ドメインネームシステムは過去のレコードを追跡するようには設計されていませんが、そうしたデータに多くの価値があることから、DNSヒストリーのデータベースを独自に作成し、維持管理するベンダーが登場しているのも自然な流れです。
ドメイン名の過去のDNSデータには通常、以下の情報が含まれます:
この情報から、DNSにおけるドメイン名の動向を時間の流れに沿って知ることができます。そして、何らかのパターン、インフラストラクチャの変更、悪意あるアクターとの潜在的なつながりなどを明らかにする手がかりとなります。
例えば、当社の過去のDNSデータ検索ツールでexample.comを調べると、過去のIPアドレスからドメイン名、または過去のドメイン名からIPアドレスへの対応付けに関する情報が得られます。
過去のDNSデータは、サイバーセキュリティ対策、脅威インテリジェンス、資産管理など、幅広い分野で実践的に活用することができます。以下のような用途に利用できます:
このように、過去のDNSデータは、セキュリティ対策強化やドメイン名の動向と関連リスクを深く理解する上で非常に有用なリソースとなります。
過去のDNSデータを確認するには:
または、WhoisXML APIの DNS Database Downloadサービスを参照するか、DNS Chronicle API を使用することもできます。これらのサービスでは、詳細なDNSレコードをタイムスタンプ付きで提供していますので、過去のDNSレコードの問い合わせを自動化する場合に便利です。
過去のDNSデータは、不審な活動やパターンを特定するのに役立ちます。例えば、以下のような場合です:
過去のDNSデータを分析することで、潜在的な脅威を検知し、事前に対応することができます。
過去のDNSデータは以下の用途に使えるため、ドメイン名と脅威アクターの繋がりを特定する際に力を発揮します:
これにより、脅威アクターの進化する戦術やインフラを常時把握できます。
過去のDNSデータから以下がわかるため、不正行為の検出が容易になります:
これらの情報により、不正行為の痕跡をたどって被害を軽減することができます。
過去のDNSデータはドメイン名の動向を広範囲にわたって把握できるもので、以下のようなことが可能です:
過去のDNSデータを活用することで、デジタル資産の可視性とセキュリティを向上させることができます。
過去のDNSデータは以下を明らかにしますので、ブランド保護に役立ちます:
過去のDNSデータと当社のPredictive Threat Intelligence Feedを併用することで、より高い効果が得られます。DNS過去データを使ったブランドの防御について詳しくは、当社のブログ記事をご覧ください。